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「過ちて改めざる、是れを過ちという」(「論語」より)

「運は縁から生まれる 50歳からの縁を引き寄せる50の言葉」が昨年12月に新刊刊行されました。この本の中で掲載した「50の言葉」をホームページの中で随時紹介してまいります。

2024年第四弾として、孔子が論語の中で残したこのような言葉を紹介します。

「過ちて改めざる、是れを過ちという」(「論語」より)

生きていれば、犯罪や悪事は論外ですが、時に過ちを犯すこともあります。大事なことは過ちを犯さないことではありません。生きていれば、間違いは必ずあるからです。間違うことよりも、それを改めないことのほうが、よる重大な間違いだ、という戒めの言葉です。過ちを過ちとして認めず、改めないことのほうが「本当の過ち」です。素直さを忘れてはいけません。

特にシニアになると、人はだんだん謙虚さを失いがちになり、過ちを認めなくなる傾向があります。それでは成長は望めませんし、周りの人も離れていってしまいます。シニアになってもなお人間的に成熟するためには、過ちを認めて、改める心がけが必要です。

 

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