お知らせ

「尊敬」しなくても「尊重」はできる

「運は縁から生まれる 50歳からの縁を引き寄せる50の言葉」が昨年12月に新刊刊行されました。この本の中で掲載した「50の言葉」をホームページの中で随時紹介してまいります。

2024年第六弾として、この言葉を投稿します。

私の好きな言葉に「リスペクト」があります。

リスペクトは大谷翔平選手がWBCのアメリカとの決勝を前に使った「尊敬する」「敬意を払う」という意味の他に「尊重する」という意味もあります。「尊敬」は誰かと比べて秀でている人を敬う気持ちですから、秀でていることがない人にはリスペクトの思いが湧きにくい。一方「尊重」は、ありのままの相手に対して敬意を持つということで、相手が誰であっても、知らない人であっても「尊重」はできます。

自分と波長の合わない人と接することはよくあります。傍若無人な顧客、人の意見に耳を傾けない上司、自己主張の激しい部下なとなど。そんな相手と接する際に役立つのが「尊重」の気持ちです。自分とはまったく違う価値観を持った相手に対して、「あなたの考えも理解できる」という前提で接するのです。

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